平成27年度より、対象となる一部の三輪および四輪以上の軽自動車などについて新税率が適用されています。

　また、平成28年度より、重課税率・軽減税率（グリーン化特例）が導入されているほか、バイクおよび小型特殊自動車についても新税率が適用されています。

 

三輪及び四輪の軽自動車などの新税率及び重課税率について

• 平成27年3月31日までに取得し、既に最初の新規検査を受けている車両については、平成27年度分以降も旧税率が適用されます（表1の（１）の額）。
• 平成27年4月1日以後に最初の新規検査を受けた車両は、平成27年度分以降の軽自動車税について新税率が適用となっています（表1の（２）の額）。

表１．三輪および四輪の軽自動車などの新税率と重課税率

車両区分				税率（年額）
				（１）旧税率 (平成27年3月31日 以前の登録の車両)	（２）新税率 (平成27年4月1日 以降の登録の車両)	（３）重課税率 (最初の新規検査から 14年を経過した月の 属する年度以後に開始)
軽自動車	三輪			3,100円	3,900円	4,600円
	四輪以上	乗用	営業用	5,500円	6,900円	8,200円
			自家用	7,200円	10,800円	12,900円
		貨物	営業用	3,000円	3,800円	4,500円
			自家用	4,000円	5,000円	6,000円

※「最初の新規検査の日」については、自動車検査証（車検証）に記載されている「初度検査年月」で確認してください。

 

経年車に係る重課税率の導入について

　最初の新規検査から１４年を経過した月の属する年度から、重課税率が適用されます（表1の（３）の額、図1）。

• 例：令和6年度に重課税率が適用となる車両は、平成23年３月以前に最初の新規検査を受けた車両です。

図1．重課税率 適用表

　

軽自動車税（種別割）グリーン化特例の延長について（令和6年度及び7年度課税分に適用）

　平成28年度から実施されているグリーン化特例（軽課）が見直し・重点化され、延長されています。

• 　グリーン化特例とは、一定の環境性能を満たす車両について税率を1年度分についてのみ軽減するものです。したがって、前年度の課税でグリーン化特例が適用となった車両について再度適用されるものではありませんのでご注意ください。

• 　令和6年度については、令和5年4月1日から令和6年3月31日までに初めて車両番号の指定を受け、一定の排気ガス性能及び燃費性能の優れた車両が対象です。

• 　令和7年度分については、令和6年4月1日から令和7年3月31日までに初めて車両番号の指定を受け、一定の排気ガス性能及び燃費性能の優れた車両が対象です。

　なお、町が自動車検査証（車検証）の情報に基づき課税するので、手続きは不要です。
　
表2．軽自動車税（種別割）のグリーン化特例の税額

車両区分				税率（年額）
				軽減税率
				概ね75%軽減	概ね50%軽減	概ね25%軽減
軽自動車	三輪			1,000円	2,000円 （営業用乗用車のみ）	3,000円  （営業用乗用車のみ）
	四輪以上	乗用	営業用	1,800円	3,500円	5,200円
			自家用	2,700円	軽減なし	軽減なし
		貨物	営業用	1,000円	軽減なし	軽減なし
			自家用	1,300円	軽減なし	軽減なし

 

表3．グリーン化特例の対象車両（対象年度：令和4年度及び5年度）

燃料の種類等				用途	燃料・排ガス性能	軽減内容
電気軽自動車 天然ガス軽自動車（一定の排ガス性能を満たすもの）				乗用・貨物	-	概ね75％軽減
ガソリン				乗用 （営業用）	令和12年度燃費基準90％達成	概ね50％軽減
					令和12年度燃費基準70％達成	概ね25％軽減

※各燃費基準の達成状況は、自動車検査証（車検証）の備考欄に記載されています。

 

原動機付自転車、二輪車および小型特殊自動車の税率

　平成28年度より、税率が以下のとおり改正されています。

表5．原動機付自転車、二輪車および小型特殊自動車などの新税率

車種区分		新税率（平成28年度開始）
原動機付自転車	50cc以下	2,000円
	50cc超90cc以下	2,000円
	90cc超125cc以下	2,400円
ミニカー	―	3,700円
軽自動車	二輪（125cc超250cc以下）	3,600円
	被けん引車
二輪の小型自動車	250cc超	6,000円
雪上車	―	3,000円
小型特殊自動車	農耕作業用（トラクター、コンバイン、田植機など）	2,400円
	その他	5,900円