公開日 2020年12月24日
凍結しないよう予防を「夜間や外出時は水抜きを」
水道管内の水は、気温が氷点下になると凍結する恐れがあります。 水道水が凍結すると、水が出なくなるだけでなく、水道管の破裂にもつながる場合があります。 そうならないために、夜間や外出などで長時間水道を使わない時は水抜栓(不凍栓)で水を抜いて凍結を防止しましょう。
水抜栓のしくみと操作方法「水抜栓の開閉は確実に」

(1)水抜きハンドルを完全に閉める。
(2)蛇口をいっぱいに開ける。蛇口に手のひらを当ててみて、空気を吸い込んでいることが確認できれば水抜き完了です。(操作は(2)⇒(1)の順序でも問題ありません)。 また、トイレのロータンクの水も忘れずに流してください。
(3)前述の作業で、凍結の原因である「水」が配管内から地中へ排出されるため、凍る心配はありません。
注意!
水抜栓は最後までしっかり開閉しましょう。
開閉が中途半端なままでは、水が地中に流れ続けてしまいます。
その結果、水道料金が高額になりますので、水抜栓の開閉は確実に行ってください。
凍結してしまったなら 「蛇口付近を温めましょう」
蛇口付近など凍っていると思われる箇所にタオルをかぶせ、その上からぬるま湯をかけてください。熱湯をかけると管が破裂することがありますので、必ずぬるま湯を使用してください。タオルをかぶせるのは余熱を利用するためです。 また、ぬるま湯の代用としてヘアドライヤーなどでゆっくり温める方法もあります。ガスバーナーなどは、炎や加熱した水道管から火災が発生する恐れがありますので絶対に使用しないでください。また、電気解凍機を使用する場合も火災につながる恐れもありますので、使用上の注意事項を十分に守りご使用下さい。
それでも水が出ない場合は 「専門業者に修理依頼を」
これらの方法などでも水が出ない場合は、町指定給水装置工事事業者に修理を依頼してください。業者についての問い合わせは町役場上下水道課にご連絡ください。なお、修理費用はお客様の負担になります。 寒波の到来などで一度に多くの家庭で水道管が凍結して、業者に修理依頼が殺到した場合、解凍作業への着手が遅れることがあります。程度によっては、一日中水道が使えなくなる場合もあります。
日頃から天気予報に注意して水道管を凍結から守りましょう。
