公開日 2023年03月14日
3月8日(水)、雫石公民館において、雫石地区まちづくりネットワーク会議(令和4年度第4回)が開催されました。今回の会議には、雫石地区の自治会長や役員など14名が参加しました。
冒頭に事務局から、(1)雫石地区まちづくりネットワーク主催の若者向けイベント「RAINBOW TALK」の実施内容と、(2)今年度の同ネットワーク会議の実施状況について報告が行われました。
「RAINBOW TALK」で若者から寄せられた地域活動に関する意見とアンケートの回答では、自治会への疑問はありますか?という設問に対して”自治会費の使い道がわからない”など、お金に関する意見が多くありました。また、参加したいと思う行事やイベントはありますか?という設問に対して”子供と一緒に参加できるイベント”という意見が多く、続いて”お祭りやスポーツや芸術を絡めた体験型イベント”などが挙げられました。 地域の情報を共有するうえで、最適なツールは?との設問に対しては、LINEやSNSが最も多く選ばれました。
会議参加者からは、「自治会活動に興味があるという数が思ったより多かった。関心があるのだなと思った。」、「自分も若い時、同じ考えだったと思うので、無理やり求めずに、それぞれで頑張ればよいのではないか。」、「意外とアンケートを回答してくれた。若い人が結構地域にいるんだなと思った。お金の使い道に関心があるんだなと思った。SNSでの発信は現状では使い方が分からないので難しい。」と言った感想が寄せられました。
情報交換の時間では、今回の回答を活かして今後どんな地域活動ができるのかが話し合われました。「20~40代の話を聞いて、その世代を認識してもらう取り組みをやってみたい。友達と一緒だと参加しやすいようなので、先立ちとなりそうな人に声をかけて、企画から任せてみたい。」、「特効薬はないので、打率が高いものをやっていきたい。会議で集まる場も大事だが、何気ない場の方がつながるのではと思う。」など、今後の地域活動の検討に向けて前向きな意見も聞かれました。
令和5年度の雫石地区まちづくりネットワークは、雫石地区の全行政区へヒアリングを行うこととし、必要に応じて会議を開催していくこととしました。
※雫石地区まちづくりネットワークとは?
雫石地区における地域自治に関する集まりです。地域コミュニティ組織の役員や役員経験者など、まちづくりにかかわる人たちを中心に集まり、お互いの悩み事解決のための勉強会や情報交換会を開催しています。