岩手大崎電気株式会社:社員インタビュー

雫石町の企業紹介 社員インタビュー

見えない電力を「見える化」し、
ライフラインをサポート。

電力量計部品・配電自動化機器・電気制御機器 岩手大崎電気株式会社
岩手大崎電気株式会社

普段何気なく目にしている、家に設置された電力量計=スマートメーター。私たちはこれで、日々の電力消費量を知るわけですが、電力というものをじかに見ることはできません。このように目には見えない電力を「見える化」する電力量計をはじめ、様々な計測制御機器の製造を手がけているのが、岩手大崎電気です。電力計測業界をリードする大崎電気工業の岩手工場として1974年に創業し、2000年にグループ企業として分社しました。

岩手大崎電気株式会社 岩手大崎電気株式会社

扱っている製品も幅広く、各家庭の電力量計の他に、工場やコンビニなど大きな建物の電気使用状況を監視し、制御するデマンドコントロール関連機器、電力配電システムの状態を監視し、異常等に対応する通信制御機器、街灯や工場内の照明を管理するタイムスイッチなど、電気に関わる様々なものづくりを通して、日本のライフラインを支えています。特徴的なのは、スマートメーターの開閉器ユニットを1日5千台も製造する一方で、1ヶ月わずか5〜10台しか製造しない特殊な機器も手がけるなど、様々な製品レパートリーに対応できる柔軟な生産体制。さらに、部材の購入から組立・試験・完成保管・出荷までを一貫して管理することで、品質の高い製品づくりを実現しています。

岩手大崎電気株式会社

勤務体制は日勤のみで働きやすく、残業しないよう業務配分を調整したり、有給休暇の取得を促すなど、ワークバランスを考えた環境づくりに配慮。育児・看護・介護などに対応した休暇制度や、保養のための宿泊補助金なども支給しています。時代のニーズに合わせて、IOTやAIなどに対応した機器の開発を進めているOSAKIグループ。主要生産拠点としての役割を担いながら、さらなる技術の進化に取り組んでいきます。

岩手大崎電気株式会社:吉田一貴さん

吉田 一貴さん製造部生産技術グループ兼製造第4グループ主任

[PROFILE]
1990年雫石町出身。高校時代に学んだ生産技術の知識と技術を生かしたいと考え、入社。現在は管理業務をメインとし、設計から加工・組立・ソフトまで幅広く手がけている。プライベートでは4歳と2歳の二児のパパ。雫石は子供と遊べるレジャー施設や支援制度も多く、子育てに優しい町だと感じている。

自分のアイデアで問題を解決、それが醍醐味。

岩手大崎電気株式会社

工場というと組み立てのイメージを持つ人も多いと思いますが、そうではありません。私が担当しているのは、製品を作るための機械そのものを作る仕事。製品の仕様によって生産ラインも変わるため、機械の設計をゼロから手がけているんです。他にも生産に関わる器具を効率化するために改良を加えたり、治工具自体を開発するなど、様々な知識とアイデア、それを実現する技術が求められます。工場にとって設備トラブルは、生産数に影響を与える重要課題。問題が発生した時に、自分のアイデアや作った治工具でトラブルを解消したり、作業効率をアップさせることができた時には大きなやりがいを感じますね。うちの会社の製品は高い品質を誇っていますが、それを支えているのは高い技術力と社員のモチベーション。チャレンジしたいことがあれば、応援してくれる環境があります。目標は、高い次元での品質と生産効率の両立。設備や生産を補助する機器を活かしながら、バランスよく生産できるよう努力していきたいです。

岩手大崎電気株式会社

〒020-0552
岩手県岩手郡雫石町下平90番地2
TEL019-692-0130 FAX019-692-4747

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