ガスや灯油、軽油などの燃料は、私たちの毎日に欠かせないもの。当たり前にあるものだと思いがちですが、届けてくれる人がいることで、安心して暮らせることを考えたことはありますか?
千葉燃料店は、地域のライフラインを支えるため、灯油10万リットル、軽油10万リットル、機械などに使うA重油5万リットルと、県内トップクラスの備蓄量を抱え、燃料の安定供給に努めています。業務も幅広く、燃料周りの機器類や家電の販売・取り付け工事、ガス・石油機器のメンテナンスや修理、水周りのリフォームなど、暮らしに関わるあらゆることに携わっています。燃料の配達も自社で行なっているため地域との距離が近く、どんな小さな困りごとでもスピーディに対応できることが同社の強み。お客様と気軽に会話できる関係を築くことで、「なんでも頼れる燃料店」として様々な仕事を請け負っているのです。
従業員は5名と少数精鋭ですが、そのぶんコミュニケーションも円滑で、仕事での報連相も徹底。働き方改革にも力を入れており、2020年6月から変形労働時間制を導入し、閑散期の夏場に多く休みを取れるように改善しています。その結果、労働時間は短縮され、子どもの学校行事にも参加できるゆとりが生まれました。
今後の展開として考えているのは、検針業務のスマート・デジタル化。各家庭の検針データが会社に集約する仕組みを作ることで、業務の手間を半分以下に省き、商圏も半径50キロまで拡大することができます。浮いた時間を他業務に回すことで仕事の質を上げ、同業他社が真似できない企業づくりを進めていきたいと考えています。
冨田 晃祐さん営業課
[PROFILE]
1983年雫石町出身。高校卒業後、ガソリンスタンドやガス屋で働いていたが、社長の誘いにより2008年に千葉燃料店に入社。妻と二人暮し。休日は昼寝や映画・音楽鑑賞を楽しみ、気持ちをリフレッシュ。雫石は自然も豊かで生活利便性が良いところが気に入っている。
営業担当として、各家庭にお邪魔してガスの検針や配送をメインに行っています。40キロのガスボンベを肩に担ぐため、ぎっくり腰(笑)になる時もありますが、お客様と接する仕事はとても楽しいです。たまに「電球を買ってきてほしい」とか、業務以外のことを頼まれることがあるのですが、それは私を信頼してくれる証拠。「冨田さんだから」と、割高でもガス機器を購入してくれたり、灯油配達を頼んでくれるなど、お金や合理性ではないお付き合いをさせていただけるのが、とてもありがたい。どんなことでも気軽に頼ってもらえるよう、お客様とのつながりを大事にすることを心がけています。職場もアットホームで、みんな仲が良く、なんでも相談し合える和気あいあいとした雰囲気です。社長も含めて一緒に働いているメンバーが好きですし、自分自身もみんなの期待を裏切らない人間になりたい。扱うものは燃料ですが、お客様でも社員同士でも、人と人との関係づくりから始まると思います。
有限会社千葉燃料店
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