株式会社ベアレン醸造所:社員インタビュー

雫石町の企業紹介 社員インタビュー

岩手発のうまいビールで、
世界中の人々をハッピーに。

醸造 株式会社ベアレン醸造所
株式会社ベアレン醸造所

岩手のクラフトビールを牽引し、地域に根ざしたビールづくりで岩手発のビール文化を発信している株式会社ベアレン醸造所。2001年に木村剛社長と嶌田洋一専務の二人で立ち上げた小さな醸造所は、2003年に創業し、自社ビールを提供する直営店を広げながら、地元ファンを拡大。2019年3月には雫石工場を新設し、これまで主流だった瓶ビールの他に缶ビールの製造にも着手しました。

株式会社ベアレン醸造所 株式会社ベアレン醸造所

ヨーロッパの伝統的な製法から生み出されるビールは、誰もが楽しめるスタンダードな飲み口でありながら、大手ビールメーカーにはないプレミアムな味わいが特徴。クラシック、シュバルツ、アルト、ヴァイツェンといった定番ビールの他に、県内産の素材を使った季節限定ビールも合わせ、年間40ほどの商品を製造。2015年、2018年には「世界に伝えたい日本のクラフトビール」において、全国200余りある醸造所の中で「最高賞」を受賞しました。

株式会社ベアレン醸造所

若い社員が多く、みんな明るくフレンドリーで、「ベアレンビールが大好き」という会社に愛着を持つ社員ばかり。様々な懇親会も多く、社員旅行の際には異なる部署のメンバーで班を構成するなど、部署の垣根を超えたつながりを深め、風通しの良い職場づくりを心がけています。また、社内改革にも積極的に取り組んでおり、全部署のメンバーから選出した働き方改革チームと総務チームが中心となって、女性活躍推進、子育て支援、長時間労働の削減、処遇改善など、幅広く実施。子育て支援の対象を拡大したり、年間休日を増やしたり、昇級率をアップするなど、確実に改革を進めながら、社員が働きやすい環境をアップデートしています。
雫石工場の新設をはじめ、最近では野田村の「涼海の丘ワイナリー」と協働してスパークリングワインを開発するなど、異業種連携にも取り組む株式会社ベアレン醸造所。ビールづくりを通して地域を元気にする挑戦は、まだまだ続いていきます。

株式会社ベアレン醸造所:佐藤友彦さん

佐藤 友彦さん雫石工場・工場長

[PROFILE]
1981年盛岡市出身。盛岡の高校を卒業後、秋田の大学へ進学。大学時代のアルバイトで飲食店の面白さを知ったことで、北上市内の飲食店に就職。その後、株式会社ベアレン醸造所に転職し、2019年から雫石工場へ。趣味は、サッカーとビリヤード。5歳と1歳の良きパパでもある。

想いを貫く勇気を持てば、チャンスは拓ける。

株式会社ベアレン醸造所

ベアレンビールとの出会いは、チョコレートスタウトというビールを飲み、その味に衝撃を受けたのが始まりです。当時は飲食店で働いていたのですが、醸造所でトラブルがあり、「お手伝いをさせてほしい」と想いを綴った手紙を送ったことをきっかけに転職しました。直営店での調理担当を経てビール製造の道に入り、現在は雫石工場で、ビールの仕込みから缶の充填に至るまで、一連の製造工程に携わっています。工場というとすべて機械化されているように思うかもしれませんが、ビールづくりはその日の気温や原料の状態によって、微妙に変化するもの。特に糖度はビールの味わいを左右する重要な数値であり、人間の目で麦汁の色や湧き上がり方などを見極め、調整する作業がとても重要なんです。仕事で失敗することもありますが、ベアレンファンとの交流やSNSでお客様の「美味しい」という声を聞けることが、大きな励みであり、仕事の原動力。いずれは自分の考えたビールを商品化できるように、雫石の材料やホップの勉強をしながら新たな商品を提案していきたいです。

株式会社ベアレン醸造所 雫石工場

〒020-0506
岩手県岩手郡雫石町沼返19-53
TEL019-601-2250  FAX019-601-2454

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