有限会社ファーム菅久:社員インタビュー

雫石町の企業紹介 社員インタビュー

常に挑戦し続けながら、
農業の未来を変えていく。

農業 有限会社ファーム菅久
有限会社ファーム菅久

「為せば成る、為さねば成らぬ何事も、成らぬは人の為さぬなりけり」という言葉をモットーに、より美味しく、より安全・安心な米づくりに取り組んでいる、ファーム菅久。日本人の主食であり、日本の食文化を育んできたお米を事業の柱とし、先進的な栽培法にチャレンジしながら、地域の農業を牽引してきました。

有限会社ファーム菅久

その原動力は、常にベストな栽培法を模索する探究心と、失敗しても決してあきらめない姿勢にあります。長年研究を重ね、地元の畜産農家と連携して開発した独自の堆肥を使い、減農薬・減化学肥料で育てられるお米は、自社ブランドの「たんたん米」として販売。ほとんどの農家がJAと取引する中、同社は直接販売する個別ルートを築き、直売所や個人の消費者へお米を届けています。また、さらに販売先を広げるため、関東・関西方面で行われる物産展などにも積極的に出展。お米を育てるだけでなく、自ら販促活動も担うことで、個人の消費者とのつながりを広げてきたことも、同社ならではの特徴です。

有限会社ファーム菅久 有限会社ファーム菅久

地域の農業に対してもリーダーシップを発揮し、早い段階から町内の有休農地を預かって米づくりを行い、県内外から研修生を受け入れるなど、担い手の育成にも力を入れています。こうした取り組みが評価され、2008年には「平成20年度優良担い手表彰」と「法人・土地利用型部門農林水産大臣賞」、2014年には「第44回日本農業賞大賞」を受賞しました。
さらに、お米の風味・甘味を損なわないよう乾式無洗米工法を開発するなど、美味しさを極めるための研究にも余念がありません。農業の枠にとらわれず、「為せば成る」という信念のもと、新たな可能性を拓く挑戦を続けています。

有限会社ファーム菅久:菅原紋子さん

菅原 紋子さん常務取締役

[PROFILE]
雫石町出身。埼玉の短大で学び、栄養士の資格を取得。卒業後は栄養士として働いたのち、元々、運動が好きだったこともあり、一関市でインストラクターに。2010年に雫石町にUターンし、ファーム菅久に入社。岩手山が見える雫石の景色が大好き。休日は県外に旅行に出かけることも。

「大変なこと」こそ、やりがいがあると思う。

有限会社ファーム菅久

学生時代からバレーボールに熱中していたこともあり、以前は一関市でインストラクターとして働いていました。私は三姉妹の次女なのですが、農業を継いでほしいという親の願いを受けてUターン。現在は、販売を中心に、営業、広報、総務の全ての業務を担当しています。お米を育ててお客様にお届けするまで、苦労もあれば楽しいこと、嬉しいこともあり、そうした全部をひっくるめて「大変なこと」が、この仕事のやりがいだと思います。社長が長年かけて作り上げた生産技術は、うちの会社の最大の強み。5年先、10年先を見据えた米づくりをしてきたことが、今の成果につながっています。最近は米離れが進んでいることもあり、米以外の作物に挑戦することも必要だと考え、地域の若手生産者と一緒にビールの原料であるホップ生産を始めました。米づくりと作業が重なることもあって大変ですが、いずれはホップ事業を法人化し、地域の活性化につなげたいと思っています。

有限会社ファーム菅久

〒020-0504
岩手県岩手郡雫石町中沼277
TEL019-692-3310 FAX019-692-5312

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