| 雫石に春が訪れるのは4月の中ごろから。野の花が春を待ちかねて咲き始め、やがて4月末に桜が開花するとともに樹木の新緑も色を増し、うきうきするような春の息吹きを感じます。 | ||||||||
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| 小 岩 井 農 場 | |
| 明治24年に創業以来、日本における唯一の民間総合農場として有名な「小岩井農場」の春は格別。南部富士と呼ばれ美しい稜線をもつ岩手山の裾野に広がる、面積3000haの広大な緑の大地は、まるで一冊の絵本の世界に飛び込んだような色あざやか。
青い草を食む羊や牛の群れの背景には、春霞のように淡いピンクの桜並木と赤い屋根の牛舎やサイロ。園内を囲む濃い緑色のポプラ並木。そしてこれらの風景を包み込む残雪の岩手山の雄姿…。歩いて散策するのはもちろん、農場内を走る定期巡回バスで農場をめぐるのも情緒あり。
農場の中で、秀峰岩手山を背景に緑の大地に根を張る一本桜。詳しい樹齢は不明ですが、おそらく明治四十年代(約100年前)に植えられたと推定されます。一本桜があるこの草地は、今は農場の牛などの餌になる牧草を収穫する畑ですが、昔は牛の放牧地でした。牛は暑さが苦手なので、夏の強い日差しから牛を守る「日陰樹(ひいんじゅ)」としてこの桜が植えられたものと考えられます。以前はここで牛の世話をする人しか知らない桜でしたが、昭和50年代に広域農道(雫石地区:全長19.5q)が整備されてからは一般の方も見学できるようになりました。 |
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| ソメイヨシノ 約100本 樹齢約80〜100年 |
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| 雫石川園地(御 所 湖 畔) | ||
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雫石川をせきとめて造られた多目的ダム・御所湖畔に約150本のソメイヨシノが色づくのは4月の下旬。 未だ背丈は短いが、今や雫石の「お花見スポット」と言ったところ。ちょうどこの頃、雫石川園地には約200匹の鯉のぼりが掲揚され、雫石川のせせらぎを聞きながら、悠々と群れをなして泳ぐ鯉のぼりと、桜並木の彩りが雫石の春の訪れを感じさせます。 |
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| 弘 法 桜(町文化財樹木指定) | ||||
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弘法桜は、弘法大師が訪れた時、杖にしていた桜の枝をつきさしたものが根づいたと云われています。樹齢は推定800年以上。同じエドヒガン桜で有名な盛岡の「石割桜」(推定樹齢300年)よりも古く由緒ある桜です。 ゴールデンウイークには老木とは思えない見事な桜を見せてくれます。 |
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