全日本体操種目別選手権ゆか・跳馬競技2種目で日本一を成し遂げた南一輝選手が表敬訪問!

公開日 2023年07月10日

 6月10日から11日にかけて開催された「第77回全日本体操種目別選手権」で、ゆか・跳馬の2種目での優勝を成し遂げた南一輝選手(エムズスポーツクラブ雫石所属)が、7月10日(月)に猿子町長を表敬訪問しました。

▲職員から花束を贈呈しました
▲日本代表入りと新技認定をお祝い

 南選手は今回のゆか競技優勝で5連覇を達成。また同大会でのゆかと跳馬の2種目優勝は、2010年に内村航平さんが成し遂げて以来の快挙となりました。大会の結果を受け、自身が目標としていた世界選手権(9月・ベルギー)の日本代表に選出されています。
 また7月8日には、国際体操連盟(FIG)が南選手が3月のW杯ドーハ大会の床運動で決めた「後方抱え込み2回宙返り3回半ひねり」をH難度の新技と認定し、自身の名を冠する「ミナミ」と正式に命名されるなど、目覚ましい飛躍を遂げてきました。

▲南選手が獲得したメダルを手にする猿子町長
▲大会中の話などで和やかに談笑しました

 南選手は「新技「ミナミ」は、これから自分の武器として使っていきたいです。世界選手権では自分の実力を出し切り、個人・団体で金メダルを持ち帰り、またいい報告ができるように頑張ります」と意気込み、猿子町長は「いよいよ世界をと獲るという立場。ケガには十分に気を付けて、雫石の名も背負って頑張ってほしい」と激励しました。

▲南一輝選手(中央)とエムズスポーツクラブ松村俊輔代表(右)
▲世界を舞台に一番の輝きを目指します!

 南選手が所属するエムズスポーツクラブは、旧南畑小学校で体操やトランポリン教室の「エムズスポーツクラブ雫石」を運営しています。南選手は仙台大学を練習拠点に活動する傍ら、大会の合間を縫って雫石町の教室にも訪れ、子どもたちに指導しています。

 今後は8月の世界ユニバーシティゲームズ(中国)などを経て、9月30日から開催される世界体操競技選手権大会(ベルギー)に臨みます。世界を舞台に“一番の輝き”を目指す南選手を皆で応援しましょう!

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