寒河江正人さんに火災現場での協力に対する感謝状が贈呈されました

公開日 2022年10月28日

 10月25日(火)、盛岡地区広域消防組合(上平久浩消防長)は、火災が起きた住宅から住民2人を救出したとして、寒河江正人さん(林行政区)に感謝状を贈りました。

 火災は7月31日午前6時ごろ、長山の田園地帯にある住宅で発生。勤務先の休暇村岩手網張温泉(竹内貴祐総支配人)に出勤する途中、煙が立ち上っているのを発見した寒河江さんは、即座に119番通報をし、電話をつないだまま消防職員の指示に従い、90代と60代の男性2人を救出しました。

 盛岡西消防署雫石分署で感謝状を受けた寒河江さんは「仕事柄、職場で救助訓練をしていますが、訓練との違いをとても感じました。救助する大変さを実感し、消防の方の苦労が身に染みてわかりました」と救助した当時の様子を振り返りました。

 消防団が到着する頃には黒煙が充満し始め、延焼が拡大していたとのこと。感謝状を手渡した佐々木猛志盛岡西消防署長は「勇敢な行動で、絵に描いたような人命救助だった。ギリギリのところで救助してもらい本当に助かった」と寒河江さんの行動をたたえました。

関連ワード

Topへ