東北紙器株式会社より「段ボール椅子」を寄贈いただきました。

公開日 2018年05月25日

更新日 2018年05月25日

 5月25日(金)、段ボール椅子贈呈式が行われ、東北紙器株式会社(鳥越範夫代表取締役)から町へ、段ボール椅子300個を寄贈していただきました。

 贈呈式には深谷町長、戸沢ふれあいサロンの代表者、発起人の町地域おこし協力隊員らが参加。

 鳥越代表取締役は「地域の方々に喜んでいただき嬉しく思います。地域の産業として、これからも雫石町に貢献していきたい」と、寄贈への思いを込めました。

 また、深谷町長は「地域貢献に努力していただき感謝にたえない。災害時には避難所などでも活用できる」と話し、戸沢ふれあいサロンの髙橋サキさんは「軽くて持ち運びもしやすく、とてもいいものをいただきました。長く大切に使っていきたい」と感謝の言葉を述べました。

 寄贈いただいた段ボール椅子は希望数を取りまとめ、町内の各公民館へ贈られます。

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 【寄贈の経緯について(町地域おこし協力隊 古山裕二隊員より)】
 2017年5月から10月にかけて実施した「地域の組織・活動ヒアリング」に、地域おこし協力隊として同席し、74行政区をまわりました。ヒアリング会場の多くが各集落の公民館であり、新年会など「集落の集いの場」として機能していることを初めて知りました。と同時に、板張りのところが多く、ヒアリング時間が長時間になると女性の方があぐらをかけずに足を横へ伸ばしているのを見ました。後日、町内にて実施された「産業まつり」の会場を訪れた際、東北紙器様が段ボール製のベッドなどを出展しており「椅子を段ボールでつくること」を思いつきました。その後やり取りをさせていただく中、地域の企業として椅子を寄贈いただけるという、ありがたいお話をいただきました。さらに、戸沢ふれあいサロンの方にもご協力いただき、布を貼っていただきました。各集落においてこの椅子が利用されることで、公民館が「より集まりやすい場」になることを願っております。

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