一般社団法人岩手県ドローン協会と「ドローンを活用した災害時等業務協力協定」を締結しました

公開日 2018年05月23日

更新日 2018年05月23日

 5月23日(水)、雫石町は、一般社団法人岩手県ドローン協会(佐藤亮厚代表理事)と「ドローンを活用した災害時等業務協力協定」を締結しました。
 この協定は、雫石町内において、災害又は遭難事故等が発生し、又は発生するおそれがある場合において、町が岩手県ドローン協会に対し、ドローンを活用した情報収集及び応急対応等の協力を要請し、ドローンによる現場上空からの映像により、災害現場状況や遭難者の所在などを把握し、円滑な応急対応及び遭難者の救助に結びつけようとするものであります。
 具体的な協力業務の内容は、

 (1)災害現場又は災害発生の恐れのある現場の状況確認及び撮影
 (2)災害発生時における孤立者への物資輸送
 (3)遭難者の捜索及び遭難現場の撮影
 (4)その他行政全般にわたり町が要請する業務

  となります。
 また、町が行う防災訓練などにも参加して頂き有事に備えるとともに、防災分野以外においても、ドローンの特性を活かした新たな活用方法の模索を協働で行っていくこととしています。

 協定にあたっての挨拶で深谷町長は、「近年は大規模な自然災害が頻発しています。本町では、平成25年の豪雨災害で甚大な被害を受けた経験があります。ドローンを活用して迅速な情報収集や物資搬入が可能となり、大変心強く思います」と、今回の協定に期待を寄せました。

 また、佐藤代表理事は、「道路の寸断や孤立などにおいて、大型の産業用ドローンは物資の搬送なども行えます。少しでも町民のお力になりたいです」と意気込みました。

 協定式が終了後は、世界アルペン記念公園でドローンのデモフライトが行われました。

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