平成29年度北上川上流盛岡地区合同水防訓練が行われました。

公開日 2017年09月25日

更新日 2017年09月25日

 平成29年度北上川上流盛岡地区合同水防訓練は9月24日(日)、雫石町竜川河川公園を会場に、約450人が参加して行われました。

 訓練は盛岡地区広域消防組合の職員指導のもと、雫石町、矢巾町、紫波町、岩手町、滝沢市、八幡平市、盛岡市の水防団員らが参加。大雨などによる河川の増水を想定した「積み土のう工法」や「シート貼り工法」などの水防技術を学びました。

 国土交通省岩手河川国道事務所の吉田 良勝 総括地域防災調整官は「近年の異常気象により、全国で国民の尊い命が奪われている。岩手県では昨年の台風10号による甚大な被害を受けたばかり。災害への備えはますます重要になっている。今回の訓練の成果が遺憾なく発揮されることを祈っている」と激励の言葉を述べました。

 雫石町では、平成25年8月9日の大雨洪水災害や台風により甚大な被害を受けました。また、国内でも各所で大雨洪水災害が発生するなど、災害はいつ発生するかわかりません。山沿いや崖地の下にお住まいの人は「まずは避難する」、避難が間にあわないときは2階の谷側に避難(垂直避難)することにより、まずは「身の安全の確保」を一番にお願いします。

 川沿いにお住まいの人も同様に「まずは避難する」ことにより「身の安全の確保」を最優先してください。くれぐれも増水した川や水路の様子を見に行き被害に遭われることのないようお願いします。

suibou01.jpg
積み土のう工法

suibou02.jpg
改良積み土のう工法Ⅱ型

suibou03.jpg
シート張り工法

suibou00.jpg
月の輪工法


suibou06.jpg
流木の展示

suibou05.jpg
国土交通省による内水排除ポンプ車展示



Topへ