平成29年7月26日定例記者懇談会を開催しました

公開日 2017年08月03日

更新日 2017年08月04日

平成29年7月26日 記者懇談会

発表事項要旨

1.雫石町イクボスシンポジウムの開催について

 雫石町イクボスシンポジウムを7月27日(木)午後1時から役場大会議室で開催します。
 シンポジウムには NPO法人ファザーリング・ジャパン代表理事の安藤哲也(あんどう てつや)氏をお招きし「イクボスが社会を変える~働き方改革は生き方改革」をテーマとしての基調講演をいただきます。
 雫石町長と盛岡セイコー工業株式会社 代表取締役社長 竹中雅人氏とのパネルディスカッションを行います。
 最後に、雫石町イクボス宣言式を行います。
 ※県内の町村では初の「イクボス宣言」です。

 

2.慰霊の森の合同拝礼について

 一般財団法人慰霊の森は、7月30日(日)午前10より慰霊の森の合同拝礼を行います。
 昭和46年7月30日雫石町上空において発生した、全日空機と自衛隊機の衝突事故による162名の犠牲者のご冥福をお祈りし、今後の空の事故の根絶を願うため、静岡県富士市教育長、御遺族、全日本空輸株式会社の方々と共に献花・拝礼を行います。
 なお、7月22日(土)午前6時から7時まで雫石中学校御所地区PTA主催による「慰霊の森清掃活動」が実施されました。
 町内御所地区に在住する雫石中学校生徒とその父兄のほか、ANA労働組合連合会の方々と役場職員など約190人が参加しました。

 

3.よしゃれ月間の関連行事について

 雫石町は、8月をよしゃれ月間とし、よしゃれにまつわる様々な行事を、町民をはじめ町外からおいでになられる皆さんと共に盛り上げます。
 ○8月6日(日)には今年で17回目を迎える「南部よしゃれ全国大会」が開催されます。
 7月7日で参加者の募集を締め切り、唄の部門で119名、踊りの部門で11組64名の参加申し込みをいただいております。
 入場整理券は雫石町役場や中央公民館、各地区公民館、商工会と、盛岡市のIBC開発センターで無料配布しております。
 ○8月11日(金・祝日)には町内最大規模の第47回となる「雫石よしゃれ祭」が開催されます。
 今年は3会場での開催を予定しており、アルペン記念公園でのよさこい演舞を皮切りに、中央公民館野菊ホールでの郷土芸能披露、よしゃれ通り商店街での神輿やよしゃれ、さんさパレードが行われます。
 ○8月22日(火)には雫石町総合運動公園で「第17回よしゃれの里グラウンドゴルフ交流大会」が開催されます。
 雫石町がよしゃれ一色に染まる8月、みなさんのお越しをお待ちしております。

 

4.雫石地産食楽部(ちさんくらぶ)の開催について

 雫石の「食」を楽しんでいただく「雫石地産食楽部(しずくいしちさんくらぶ)」を、今年も9月29日に盛岡で開催します。
 「雫石牛」や「南部かしわ」をはじめ、旬の野菜やキノコなど雫石自慢の農畜産物をふんだんに使用した料理を多数ご用意します。岩手県オリジナル新品種「銀河のしずく」や、おなじみ「雫石スープカレー」も登場します。雫石町内産の豊富な食材や風土を活用した料理、加工品が一堂に集まります。
 当日は、雫石町の特産品・加工品などの展示即売を行いますし、特産品などが当たる「お楽しみ抽選会」もあります。

【日時】9月29日(金)18時15分から
【場所】ホテルメトロポリタン盛岡 NEW WING
【参加費】1人 6,000 円
【定員】230人
【チケット販売開始】8月18日(金)
【チケット販売場所】雫石銀河ステーション(観光物産センター、産直しずくいし驛田舎店)、道の駅雫石あねっこ(産直しずくいし)、町役場観光商工課、ホテルメトロポリタン盛岡(本館、NEWWING) 
定員になり次第、チケットの販売は終了しますので、お早めにお買い求めください。

 

5.第12回ふれあいコンサートin雫石について

 7月27日から7月30日にわたり、第12回ふれあいコンサートin雫石を開催いたします。雫石町では、平成18年度より東京芸術大学音楽部の教員、学生有志の夏季合宿をお招きしており、町内の児童・生徒、音楽サークルなどを対象としたワークショップや一般対象の音楽鑑賞事業を実施してまいりました。
 今年来町するのは、昨年に引き続き器楽科・クラリネットの山本正治(やまもと まさはる)教授を代表に、管打楽専攻の学生有志の皆さんです。
 7月27日に雫石中学校吹奏楽部とのパート練習や公開リハーサル、7月29日に小岩井農場まきば園でのミニコンサート、7月30日には雫石町中央公民館野菊ホールでのメインコンサートを開催いたします。
 まきば園への入場料は必要ですが、観覧は無料です。
 世界的な音楽家を数多く輩出してきた東京芸大の演奏が岩手県で聴ける貴重な機会であり、他の地域では見られない雫石独自のイベントです。是非、たくさんの方にお越しいただきたく思いますので、周知のご協力お願いいたします。


配布資料

・雫石町内夏休みイベント情報
・放射性物質の測定結果
・町の主要行事予定表

発表事項への質疑応答

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1.雫石町イクボスシンポジウムの開催について

Q:お客さんや聴講される方々はどのような方なのか。
A:今回イクボスということで、役場だけではなく、町の企業にも声をかけている。役場であれば管理職や主査級以上の職員、そして、今回のイクボスに賛同される企業の方々など全体で50人以上になります。
Q:イクボス宣言を雫石町でされるということですが、具体的にどのような理念を浸透させていくのか。
A:男女共同参画の計画を作ってワークライフバランスを進めているということが第一にあります。地方創生、人口減少対策に取り組んでいるところですが、雫石町の出生率が県内で比べても低いところの原因に、20代・30代の女性が町外に出ていくということがあるので、役場や町内の企業が働きやすい環境になっていければと考えています。

 

2. 慰霊の森の合同拝礼について

質疑なし

 

3.よしゃれ月間の関連行事について

Q:今年は8月11日の山の日に行われるようですが、連休の初日になるので、期待されることや新たな取り組みなどがあれば。
A:昔はお盆に帰省して地域だとか家族だとか、生まれ故郷という意識が非常に高かった。今はスピードの速い時代で瞬時に行ったり来たりできる。故郷という感覚が薄れていると思う。人口減少だとか地方創生といったようなことを考えると、「ふるさと感覚」。地域に帰ったらよしゃれ祭りがあるなというような、夏は故郷に帰って、地域の人たちと一緒にお盆やお祭りを楽しむというような感覚が復活していただければと思います。
A:今年度もアルペン記念公園でのYOSAKOI演舞のほか、野菊ホールでの郷土芸能披露、などは例年通りです。よしゃれ通り商店街でのパレードにつきましても、おみこし、よしゃれ、さんさパレードのほか、今年は久しぶりによさこいパレードも予定されています。

 

4.雫石地産食楽部(ちさんくらぶ)の開催について

質疑なし

 

5. 第12回ふれあいコンサートin雫石について

Q:東京芸大さんですが、現在、小学校統合のほうで、御明神地区と西山地区の校歌を担当されるようですが、そういったところの打ち合わせもこの時にされるのか。
A:おっしゃる通り、なかなか会う機会もないので、雫石を知ってもらおうということで、御明神小学校、西山小学校近辺の風景とともに、学習環境を見てもらう。そのなかで歌詞やメロディーに生かされればと思っています。最終日に町内巡りの時間があるので、その時に案内したいと考えています。
Q:十亀さんは今年も演奏するのか
A:非常に人気なので、要求してみたいなと思います。

 

配布資料についての質問

質疑なし

 

記者からの当日質問

Q:先週末の大雨で様々な被害があった。雫石町も警報など様々出ていたと思います。避難所の運営などこれまでの経験をいかされたか。被害状況の大きいところは。
A:4年前の豪雨災害、本当にそれぞれの本部体制に持っていくまでの時間、どれだけ的確な情報をもって判断するかが非常に大きな課題でした。今回は台風10号だとか九州の方から常に情報を頂いていることもあって、夜中の段階で、本部体制を副町長以下で、それぞれの徴集するシステムに合わせて、体制が出来ていた。避難所の開設についても早め早めの判断がされた。最終的に、日曜日の10時に町営体育館の一か所に集約し、他を解除する状況。雨の状況などそれぞれの情報を判断しながらでしたので、体制は問題なかったと思います。私はたまたま前日に茨城県の戸沢サミットに出張中でした。夜中に連絡を見て、すぐに戻ってきました。朝の8時には着きました。夜中の災害状況が非常に心配でしたが、すぐに報告を受け、心配はありましたが安心でした。災害個所は現在調査中ですが、小規模のものが大半です。これについてはすでに処置しているものがあります。床下浸水が1件、農地被害が13件、農業用施設被害が13件、林道関係が4件ということですが、そんなに大掛かりなものではないので、時間をかけないで復旧できると思います。
Q:今後台風シーズンが予想されますが、懸念されることは。
A:常に警戒しています。想定が全くできない状況なので、職員体制はいつも心構えをしています。いつでも対応できる体制は組めると思います。

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