インフルエンザは予防が大事!

公開日 2019年10月30日

更新日 2019年12月09日

岩手県は例年より早く流行シーズンに入りました。(第42週10/14~10/20の間の患者発生状況による)

季節性インフルエンザとしては、過去10年間で最も早い流行入りです。 

町内でも流行の兆しがみられています。

手洗いや咳エチケットの徹底、早めの予防接種の実施など、インフルエンザに「かからない」ように、また「うつさない」ようにしましょう。

 

 

インフルエンザとは

インフルエンザウイルスに感染することによって起こる病気です。

普通の風邪とは違い、高熱、頭痛、関節痛、全身倦怠感等の症状が比較的急速に現れるのが特徴です。

子どもではまれに急性脳症を、高齢の方や免疫力が低下している方は肺炎を伴うなど、重症となることがあります。

 

 

インフルエンザの予防方法

 

●流行前のインフルエンザワクチンの接種

 感染後に発症をある程度抑える効果や、発症した場合の重症化を予防する効果があります。

 ワクチン接種後は効果が出るまでおよそ2週間かかります(効果は5か月程度と言われています)

 65歳以上の方や中学生以下の方には接種費用の一部助成を行っています。

 

●外出後の手洗い等

 予防の基本です。接触による感染を防ぎます。インフルエンザウイルスにはアルコール製剤による手指衛生も効果があります。

 

【手洗いの手順】

流水でよく手をぬらした後、石けんをつけ手のひらをこする。

手の甲をのばすようにこする。

指先・爪の間を念入りにこする。

指の間を洗う。

親指と手のひらをねじり洗いする。

手首、ひじまで忘れずに洗う。

十分に水で流す。

清潔なタオルやペーパータオルでよくふき取って乾かす。

 

※手洗いの時間の目安

 上記手順のまでに20秒以上(ハッピーバースデイの歌を普通の速さで2回歌うとちょうどそのくらいに時間になります)、に20秒です。

  

 ●適度な湿度の保持

  ウイルスは、低温、低湿を好み、乾燥しているとウイルスが長時間空中に漂っています。室内では、加湿器などを使って適切な湿度(50~60%)を保ちましょう。

 

●十分な休養とバランスのとれた栄養摂取 

  体力や抵抗力を高めることで感染しにくくなります。睡眠を十分にとり、バランスのとれた栄養摂取を日頃から心がけましょう。

  

●人ごみや繁華街の外出は控える

  ウイルスを寄せ付けないように努めることも大切です。必要のない外出は控え、外出するときは、ある程度飛沫感染等を防ぐことができる不織布(ふしょくふ)製マスクを着用することも一つの防御策と考えられます。

 

 

かかったかなと思ったら

 ●人混みや繁華街への外出を控え、無理をして学校や職場に行かないようにしましょう。

 

●咳やくしゃみ等の症状のある時は、咳エチケットを徹底しましょう。

 咳やくしゃみの際に口から発生される小さな水滴(飛沫)による飛沫感染を防ぎます。

  

・咳やくしゃみが出るときはマスクをしましょう。

・マスクは不織布(ふしょくふ)製マスクの使用が推奨されます。

・とっさの咳やくしゃみの際にマスクがない場合は、ティッシュや腕の内側などで口と鼻を押え、顔を他の人に向けないようにしましょう。

・手のひらで咳やくしゃみを受け止めた時はすぐに手洗いをしましょう。

・鼻をかんだり、咳を抑えたりしたティッシュはすぐにごみ箱に捨てましょう。

 

 ●安静にして、休養をとりましょう。特に、睡眠を十分にとることが大切です。

 

●水分を十分に補給しましょう。お茶でもスープでも飲みたいもので良いです。

  

●高熱が出る、呼吸が苦しいなど具合が悪ければ早めに医療機関を受診しましょう。

 

  

小児や未成年者では、インフルエンザにより、急に走り出す、部屋から飛び出そうとする、ウロウロと歩き回る等の異常行動を起こすおそれがあります。

インフルエンザにかかり、自宅で療養する場合、抗インフルエンザウイルス薬の種類や服用の有無によらず、少なくとも発熱から2日間は小児、未成年者を一人にしないことを原則としてください。

 

なお、県内のインフルエンザの患者数(保健所毎)は岩手県のホームページにも掲載されています。

http://www2.pref.iwate.jp/~hp1353/kansen/influenza.html

 

お問い合わせ

健康推進課
TEL:019-692-2227
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