平成28年10月24日定例記者懇談会を開催しました

2016年10月24日

平成28年10月24日 記者懇談会

発表事項要旨

 

1.小岩井農場施設の国重要文化財指定答申について

 このたび、小岩井農牧株式会社 が所有する小岩井農場内の建造物21棟が、10月21日(金)に国の文化審議会から重要文化財指定の答申をいただき、今後、正式に国の指定を受ける運びとなりました。

 雫石町では初の国重要文化財となります。

農業近代化遺産としての一括指定例としては国内初であり、一度に21棟が指定される例もほとんどなく、画期的なできごととなります。

 今回の指定に関しては文化庁報道資料にも、指定物件中の「特筆すべきもの」として次のように紹介されています。

 「小岩井農場は、本格的な洋式の大規模農場経営を目指して設立された農場である。当時の最新技術を積極的に導入した牛舎群やサイロ、四階建倉庫等(しかいだてそうこ)など、一連の建造物が良好に保存されており、我が国の近代農場の発展過程をよく示している。」

なお、21棟のうち9棟は平成8年に国登録有形文化財指定となっていたものです。

 

(参考:指定対象)

本部事務所、本部第一号倉庫、本部第二号倉庫、乗馬厩(じょうばきゅう)、倶楽部(くらぶ)、第一号牛舎、第二号牛舎、第三号牛舎、第四号牛舎、種牡牛舎、育牛部倉庫、第一号サイロ、第二号サイロ、秤量場(ひょうりょうじょう)、冷蔵庫四階建倉庫(しかいだてそうこ)、玉蜀黍小屋(とうもろこしごや)(四棟) 、耕耘部倉庫(こううんぶそうこ) 

*下線9棟は平成8年国登録有形文化財

 

町長:当町にとってはこの上ない、すばらしい、小岩井農場そのものの130年の歴史といいますか、明治人の国の在り方といいますか、物凄い構想の中で建設された小岩井農場の歴史が、このように評価されたことについては、大変うれしい限りでございます。

 2. 平成28年度雫石町認知症町民セミナーについて

雫石町は、10月30日(日)午後1時から、雫石町中央公民館 野菊ホールで第2回目となる「平成28年度認知症町民セミナー」を開催します。

これは、町と雫石町認知症の方を支えるまちづくり連絡会、岩手西北医師会との共催で開催するものです。

雫石町は高齢化率が高く、町民の約3人に一人が高齢者となっているため、町民みんなが認知症について正しい知識を身につけ認知症を理解することで、「認知症になっても安心して暮らせる地域づくり」につながることを目的にしています。

今回は「認知症予防」を主なテーマとし、こんの神経内科・脳神経外科クリニック院長 紺野敏昭(としあき)先生の講演や、町内でシルバーリハビリ体操の指導活動をしている町民の方々の発表、認知症劇などを行います。

このセミナーは町民をはじめ、医療や介護、福祉に関わる人、認知症に関心のある人など、どなたでも参加できます。

 

(参考)

・シルバーリハビリ体操

茨城県発祥の体操で、講習を受けた地域の住民が指導者となり、介護予防・健康づくりの活動を住民主体で行うことが特徴です。

岩手県が平成27年度から取り組みを始め、雫石町はモデル市町村として活動に取り組んでいます。

 

3. 富士市とふるさと納税返礼品の交流開始について

 雫石町は、「ふるさと雫石応援寄附金」(ふるさと納税)により、たくさんの方々から寄附金を頂いており、寄附を頂いた方に町の特産品を返礼品として贈呈していますが、この度友好都市提携している「富士市」との間で、「富士市と雫石町とのふるさと納税制度を活用した相互連携に関する協定書」を締結することとなりました。

 これは、ふるさと納税制度を活用してそれぞれの特産品を相互に返礼品として提供するものです。

 協定の締結式は、10月31日に富士市役所で行なわれ、富士市の特産品の取り扱いは11月1日からとなります。

 この協定により、富士市と雫石町がこれまで以上に交流連携を深め、相互の魅力発信が行われることを期待すると共に、受け入れた寄附金の一部については、両市町の交流事業に活用する予定となっています。

 

4.  第52回雫石町総合芸術祭の開催について

 雫石町は毎年、町民の皆さまの優れた芸術文化活動の成果を発表、展示し、広く芸術鑑賞の機会を提供するための事業として、総合芸術祭を開催しております。

 今年度の芸術祭は、11月3日(木・祝)から5日(土)にかけ、雫石町中央公民館で開催します。

 展示部門では絵画、書道、手工芸、菊花展などの部門に加え、岩手芸術祭で入選された町民の作品や小中学校作品も展示されます。また、在京雫石町友会の作品展示も併せて行い、故郷を離れ各地でご活躍の皆さまの作品も鑑賞できます。

 舞台部門は、11月3日(木・祝)、午前の部は11時から、午後の部は午後1時からそれぞれ上演を行います。

 午前の部では、雫石小学校の創作太鼓「青空太鼓」、本芸術祭に初めて出演する七ツ森小学校の金管演奏、その後に大正琴を演奏します。

 

教育長:七ツ森小学校は芸術祭に初めての参加となります。

 

 午後の部では筝曲(そうきょく)、謡曲(ようきょく)、ギター・大正琴、ピアノ、洋舞と多彩なプログラムで観客の皆様をお待ちしております。

 また、3日と5日には、「茶席」を設けます。「茶席」では、雫石高校茶道部の皆さまがお点前を披露し、抹茶とお菓子のおもてなしを行います。

 雫石の芸術文化活動に触れる絶好の機会、全部門入場無料です。

 皆様多数のお越しをお待ちしております。

 

5. 第59回雫石町無形文化財芸能祭について

 雫石町無形文化財芸能祭を11月23日(水・祝)午前9時から、雫石町中央公民館野菊ホールで開催します。

 この事業は、雫石町に伝承されてきた郷土芸能・無形民俗文化財の保存活動を支援し、後世に伝えていくことを目的に毎年11月23日勤労感謝の日に開催しており、今年で59年目になります。

 今年も、午前9時から、町指定文化財をはじめ、神楽や踊り、唄や人形芝居等計30演目を15団体で演じます。

 特にも今回は芸能祭日程に挟む形で「第4回戸沢サミットin雫石」を開催します。

 入場は無料で、出入り自由となっておりますのでぜひご覧ください。

 

教育長:なお今年は、芸術祭の日程に挟む形で第4回戸沢サミット雫石が開催されます。

 

6. 第4回戸沢サミットin雫石について

 11月23日(水・祝)、24日(木)に「戸沢サミットin雫石」を開催します。この事業は、雫石町がその発祥の地とされ、仙北・北浦地方で勢力を拡大した後に新庄藩主となった日本の名族・戸沢氏にゆかりのある自治体が集い、その事績(じせき)を広く顕彰(けんしょう)するとともに、歴史を学び郷土愛を深め、地域の活性化につなげていくことを目的とするものです。

 戸沢氏ゆかりの自治体は、雫石町の他、茨城県高萩市(たかはぎし)・小美玉市(おみたまし)、山形県新庄市(しんじょうし)、秋田県仙北市(せんぼくし)の計5市町で、市町持ち回りで平成25年度から始まりました。

 今年度は、第4回として、当町が会場地となっての開催となります。

 関係市町の首長・関係者が一堂に会し、また戸沢家当主、戸沢充(みつる)様・友子(ともこ)様も迎えます。

 プログラムは、大きく3つに分かれています。                  

 まず、戸沢サミットは、11月23日(水・祝)、午後1時から雫石町中央公民館野菊ホールで開催します。町内の文化財愛護団体である滴石史談会による寸劇の歓迎アトラクションの他、雫石町出身の歴史研究家である細川久美(ひさみ)氏から基調講演をいただきます。

 午後5時30分からは、ホテル森の風鴬宿に会場を移し、サミット歓迎レセプションを開催します。

 翌24日(木)午前中には、滴石史談会が中心となり、戸沢氏ゆかりの史跡を訪ねる史跡探訪を開催します。

 サミットの観覧は申し込み不要で入場無料ですが、歓迎レセプション、史跡探訪は事前の申し込みが必要です。

 特にも今年は戸沢家当主が発祥の地・雫石を訪れるという記念すべき事業でもありますので、ぜひお越しください。

 

発表事項への質疑応答

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1.小岩井農場施設の国重要文化財指定答申について

Q:町初の重要文化財指定ということで、町としてはどのように生かしていきたいか。民間企業の所有なのでなかなか関われないかと思うが、町としてどのように関わっていきたいか。

A:指定されたばかりですけれども、町としては大変な遺産だと認識している。まだまだ町民にも告知が行き渡っていません。大変名誉なことでございますから、まずは町民に周知していきたい。この遺産については小岩井農場を建設する明治の方々の発想力に敬意を表したい。小岩井農牧さんでは既にツアーを実施している部分もあるので、町と小岩井農牧さんと合わせて、県内外に周知したい。農業近代化遺産という非常に特別なことですので、平泉などとは別の観点で、農業という位置づけと、観光の大きな資産となっているので情報を発信していきたいと思う。

 

2.平成28年度雫石町認知症町民セミナーについて

質疑なし

 

3.富士市とふるさと納税返礼品の交流開始について

質疑なし

 

4.第52回雫石町総合芸術祭の開催について

質疑なし

 

5.第59回雫石町無形文化財芸能祭について

質疑なし

 

6.第4回戸沢サミットin雫石について

質疑なし

 

記者からの当日質問

Q:小岩井農場についてお聞きします。町と小岩井農場についてツアーの計画をということでしたが、今まではそういった取り組みはあったのか、今回の重要文化財の決定を受けて新たに計画したいということでしょうか。

A:今回の重要文化財指定についての小岩井農場が独自にツアーを組んで説明をしたりというような事業はやっているが町と一体ではなくて、独自でやっていました。町も一緒に関わって情報発信を大いに強化していきたい。具体的にはこれから話し合っていきたい。

 

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