雫石町選定保存技術 雫石亀甲織

2016年2月23日

 雫石亀甲織(しずくいしきっこうおり)

雫石亀甲織.jpg

 

【所在地】
 

【所有者・管理者名】
  しずくいし麻の会 

【指定年月日】
  平成17年3月4日


【概要】

 麻・カラムシの栽培、草木染め、織り、製品作りまで一貫した手作業で作られている亀甲織は、たて糸をよこ糸にからませながら、六角形の鮮やかな亀甲模様を浮かび上がらせる織物である。
 元々は南部藩への献上品とされ、武士が愛用していたという雫石独自の織物と言われている。庶民は汗をはじくために野良着の下に身につけ、「汗はじき」と呼んでいたという。
 大正時代までは広く織られていたが、後継者が途絶え幻の織物となっていたところ、昭和43年に(故)加藤ミツエさん(しずくいし麻の会初代会長)と(故)加藤キワさんが、娘時代に織った布をもとに記憶の糸をたぐり合わせて約50年ぶりに再現した。ミツエさんは、この技術をなくしてはならないと昭和58年に仲間に声をかけ、昭和60年には亀甲織研究会を発足した。昭和63年4月、しずくいし麻の会に改名し、昔ながらの技を次世代へ伝承することを目的に活動している。