１１月１日（金）、静岡県富士市役所で富士市・雫石町友好都市提携調印式が行われ、雫石町側からは深谷政光町長、猿子恵久町議会議長らが出席し、富士市側からは鈴木尚市長、小山忠之市議会議長らが出席しました。

富士市と雫石町の友好都市提携のきっかけは、昭和４６年７月３０日に発生した全日空機と自衛隊機の衝突事故でした。この事故で犠牲なった１６２人のうち、１２５人が富士市民であったことから、事故から４２年、両市町は、ご遺族と共に、犠牲者の慰霊を通じ、今日までこの長い年月を歩んできました。

全日空機衝突事故以来、両市町は様々な交流を積み重ね、平成１６年には少年交流事業として小学生による相互訪問を開始し、この事業は今年で１０回目を数えるまでになりました。

さらに、平成２２年からは吉原宿場まつりや本町の軽トラ市への出店による物産交流も行われています。

また、７月３０日には、本町で災害時相互応援協定を締結しており、８月９日の大雨洪水災害に際しては、富士市から義援金を頂戴したうえに、災害復旧の応援職員として２人の職員を長期派遣していただくことになりました。

町は、富士市と将来に向けてさまざまな交流を展開していきますので、機会があれば町民の皆さんもぜひご参加ください。